超臨界×ナノ×電気化学
超臨界×ナノ×電気化学
超臨界流体を反応溶媒としたバイオマス変換・ケミカルリサイクル・有機合成・ナノ粒子および触媒合成・資源改質プロセスの開発、電気化学プロセスによる物質変換プロセスの研究を行っています。持続可能な社会実現に向け応用も見据えつつ、新しい学理及びイノベーションの創出を起こすべく研究に取り組んでいます。
主な研究テーマ
- 動的な材料界面の理解に基づく、材料のマルチスケール構造制御
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溶媒物性や材料表面状態を操作し、材料ー媒体の相互作用を制御することで、物質の表面組成・構造制御、さらには、ナノ粒子の分散・凝集(ポーラス構造)に至る複階層構造の制御に取り組んでいます。
- 無機ナノ材料からなる電極触媒の開発
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電極触媒材料では、金属活性中心の電子状態及び配位構造が触媒活性を決定する一つの重要な要素です。新規ナノ材料合成プロセスの開発を通じて、高活性な電極触媒、具体的には水電解や二酸化炭素電解に利用可能な触媒を開発しています。
- 高温高圧流体の電気化学の開拓と応用
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高温高圧流体を用いた電気化学的物質変換プロセス(CO2還元等)に取り組んでいます。「高温高圧の電気化学」の学理構築を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。