学科
化学・バイオ工学科では、東北大学の「研究第一主義」・「門戸開放」・「実学重視」の理念ならびに工学部の教育目標に則り、また本学科で伝統的に培われてきた「理魂工才」の精神を堅持し実践しながら教育・研究を行なっています。
本学科には応用化学・化学工学・バイオ工学の3コースが設置され、3年次までは3コースの内容を融合した「一体教育」が行われます。この「一体教育」を通じて、物質の最小構成単位である原子・分子に基づいて物質変換や生体情報を理解し、望む機能をもつ物質を自在に設計し、創り出し、それらを生産するためのシステムを開拓する能力を養います。また、環境問題に真摯に取り組み、化学物質の製造、管理・使用、廃棄、リサイクルまでを総合的に考えた「グリーン ケミストリー」推進のための幅広い知識体系の修得も目指します。学科内には、わが国でも他に例のない超臨界溶媒工学研究センター（工学部組織）があり、また多元物質科学研究所、環境保全センター、未来科学技術共同研究センター（NICHe）に所属する教員も本学科における教育・研究に携わることにより、化学・バイオ工学に関わる多面的な教育・研究が行われます。
